国際債務 完済!2005年4月21日ナイジェリア連邦政府は、パリスクラブに対する債務を完済した。 ☆☆☆ ☆ビッグニュース☆ ナイジェリア☆パリスクラブ負債を完済!! 今か、いまかと待たれた完済のXデーがやってきた。 ナイジェリアのパリスクラブ(英国、ロシア、ドイツを含む19の貸手一団)への国際負債の数十億ドルが昨日完済された。これでアフリカでは公式貸手との合意に達した始めての国となる。 この動きにより、インフラの整備、ヘルスケア、教育、地域活性化、海外投資への大きな道を開く事になるだろう。 ナイジェリアは経済改革プログラムに着手し、原油価格の記録的高騰により助けられたといえる。 パリスクラブへの最終46億米ドルを支払った後、ナイジェリアにはまだ世銀と民間を含む貸手に対しおよそ50億ドルの国際負債が残っている。 ナイジェリアは世界最大の原油輸出国のひとつであるが、大部分の国民は1日1ドル以下で生活しているという最貧国に指定される国のひとつでもある。 ニジェール=デルタ地域の生産問題と、暴動による不安にもかかわらず、政府は高い石油利益を得ている。 長期に渡った軍事独裁政権の間にナイジェリアの石油利益のほとんどは国に還元されることが無かった。 現在、政府はスイス銀行に残る故アバチャ将軍の何億ドルもの隠し預金の回収を求めている。 ☆☆☆ ナイジェリア☆アフリカ初の債務完済 西アフリカの産油国ナイジェリアは21日、アフリカ諸国として初めて、パリスクラブ(主要債権国会議)諸国への債務の返済を完了した。 今後は、原油取引による利益を国内の貧困対策に振り向けることが期待される。 ナイジェリアは1980年代からの債務が約350億ドルに膨れ上がっていたが、日米欧など19か国で構成するパリスクラブは昨年、そのうち180億ドルの債権放棄を決定。ナイジェリアは世界銀行などへの約50億ドルを除く124億ドルの返済に取り組み、21日、最後の45億ドルを返済した。 ナイジェリアは世界有数の産油国だが、1999年まで軍政が続き、腐敗が横行。国民の60%は貧困層とされる。債務の完済を機に海外からの投資の増加も見込まれている。 ソース☆reuters ジャンル別一覧
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